2022年4月の読書記録(2)
2022年4月の読書記録(2)
職場にある絵本7冊と電子漫画2話
絵本を読むとホッとします。
『よるくま』
著者:酒井 絢子
働くママが登場する絵本ということ
酒井さんの絵が好きなので読んでみました。
昨日の夜、ぼくのところにやってきたくまの子「よるくま」とぼくが
いなくなったよるくまのお母さんを一緒に探しに行く一夜のお話。
よるくまの首に月がついていたり
よるくまのお母さんが釣った魚の目が星だったり
流れ星が出てきたり
夜のモチーフが散りばめられています。
優しく描かれたぼくとよるくまが可愛いくて
特にぼくがよるくまをぎゅっと抱きしめるところが微笑ましいです。
娘たちが幼い頃、仲直りする方法を
思い出してきゅんとしました。
『くまのトーマスはおんなのこ
ジェンダーとゆうじょうについての
やさしいおはなし』
さく:ジェシカ・ウォルトン
え:ドゥーガル・マクファーソン
やく:かわむら あさこ
「ボク」じゃなくて「ワタシ」って言いたい
ありのままの自分でいたい
大切な人に受け入れてもらいたい
そう願うのは大切で素敵なことだと思います。
可愛い絵と優しい言葉で綴られたジェンダーと友情の絵本です。
『王さまと王さま』
絵と文:リンダ・ハーン
スターン・ナイランド
訳:アンドレア・ゲルマー
眞野 豊
LGBTをテーマにした絵本
王子さまとお姫さまの物語でなく、
王子さまと王子さまが結ばれるお話です。
カラフルな絵と次々にお話が進んでいきます。
訳者あとがきより
子どもたちは、絵本を通してさまざまなことを学びます。
その中には、恋に関するものもあります。[中略]
これまでは、異性を好きになるのがあたりまえとされ、
それ以外の性的マイノリティの存在は忘れられがちでした。
しかし、いつの時代にも、どの社会にも、どの学校にも、
性的マイノリティはいます。
そうした存在を無視することはできません。
私たちは、子どもたちが幼い頃から性の多様性について
学ぶことが大事だと考えています。[中略]
この絵本を通して、性的マイノリティは特別な存在ではないこと、
私たちの社会にあたりまえにいる存在であること、
異性を好きになることと同じように、
同性を好きになってもちっとも不思議ではないことを
多くの子どもたちに知ってほしいと思っています。
『タンタンタンゴは パパふたり』
文:ジャスティン・リチャードソン
&ピーター・パーネル
絵:ヘンリー・コール
訳:尾辻 かな子/前田 和男
ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を
絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。
タイトルのリズムが楽しげでいい。
ロイとシロ、おすペンギンカップルの素敵なお話。
卵の形をした石を拾ってきて交替であたためるロイとシロ
他のペンギンカップルが育てられなかったたまごを
ふたりの巣においてあげた飼育員さん、凄いと思います。
読み終わった後、優しい気持ちになれる絵本です。
『たまごちゃんたびにでる』
ぶん:フランチェスカ・パルディ
え:アルタン
やく:ドリアーノ・スリス
おおにし よしみ
家族の多様性を学べる絵本
ページをめくるたびに次は
どんな家族が出てくるのかワクワクします。
パパが2人いるペンギンの家族、
ママが2人いる猫の家族、
全然似ていないカンガルーのパパとママ、
ママと子供2人の家族等々
どの家族も自然で仲良しです。
たまごちゃんも動物たちの絵も
カラフルでかわいいです。
『せいなるよるのたからもの』
えとぶん:クドウ あや
いのちの尊厳を考える絵本です。
クリスマスに生まれたダウン症という病気を持った
男の子せいやくんのお話。
安心のための「出生前診断」は、必ず安心になるとは言えません。
パパとママの悩み苦しみ、生むことを決意した覚悟
子育ては、それぞれです。
困難なことがあっても、それ以上に大切なものに
気づける幸せがあると思います。
作:くすのき しげのり
絵:石井 聖岳
思わず涙ぐんでしまいました。
主人公の一年生の男の子が健気でいじらしくて
自分が子どもだった時の事、
子育てで悩んでいた頃の事
その当時の自分に大丈夫だよって言って
ぎゅっとしてあげたいです。
ぜひ親子一緒に読んでほしい本です。
著者:likearl(ライクアール)
「精霊神書」が持つ力とは?
アース・ザ・ギルティ・・・
トム・スライの魂を救う術はあるのだろうか?
エイレント、廃人化、巨大ゴーレム
罪を裁く判断基準は?
そもそも罪とは何なのか?
連休最終日の午前中は
地域の一斉清掃と公民館の清掃がありました。
久しぶりのご近所さんとの会話は楽しかったです。
おばちゃんパワーは、元気をもらえます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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